EtherやERC-20トークンといった暗号通貨や暗号資産を扱う際には、予期せぬ事態に備え、秘密鍵、ニーモニックフレーズ、パスワードのバックアップを常に意識しておくことが極めて重要です。シードフレーズやMetaMask Secret Recovery Phraseについての詳細は、こちらをご覧ください。
MetaMaskをインストールする際のバックアップ
新しいMetaMaskアカウントを作成する際、プライバシーと使用条件にかかわる2つの画面を承諾するように求められ、その後パスワードを入力するページが表示されます。このパスワードは、一度インストールしたMetaMaskのローカルアカウントのロックを解除するものです。しかし、コンピュータがクラッシュしたり、何らかの理由でMetaMaskにアクセスできなくなった場合、このパスワードでは別のマシンから、あるいはクラッシュした後に資金にアクセスすることはできません。
次の画面で、12単語のシークレットリカバリーフレーズが付与されます。これは最も重要な情報であり、MetaMaskアカウントを管理する上で記録し、安全に保管しておきまきます。
Secret Recovery Phraseは紙に(あるいはチタンとか)やフラッシュドライブに書き込んでおくことができます。またオプションとして、フレーズを含むファイルをダウンロードしておくこともできます。
MetaMaskをインストール後にバックアップする
何らかの理由で12単語のSecret Recovery Phraseを記録しておくのを忘れたり、オリジナルのコピーを紛失した場合、MetaMaskのアカウントがロックされていない限りは、Secret Recovery Phraseを表示し、再度バックアップすることが可能です。
- 設定 > セキュリティとプライバシーに移動します。
スクロールダウンし、「Reveal Secret Recovery Phrase」(シークレットリカバリーフレーズを表示する)をクリックします。
- パスワードを入力し、Seed Phrase/Secret Recovery Phraseを表示します。
- 左上の3本の横線をタップします。[設定]を選択する。
- [設定]で、[セキュリティとプライバシー]を選択。
- このメニューで、[Reveal Secret Recovery Phrase(Secret Recovery Phraseを表示)]をタップします。次に、パスワードを入力して表示します。