Secret Recovery Phraseで復元後、失われたアカウントを追加する方法

 

Secret Recovery Phraseを決して誰とも共有してはなりません。このフレーズはアカウントすべてを盗むのに使われる可能性があります。Secret Recovery Phraseの編集、変更はできません。

 

Secret Recovery Phraseからウォレットを復元すると、まずデフォルトのアカウント(Account 1)のみが自動的に復元されます。しかし心配無用です。他のアカウントに持っていたトークンが取り戻せないということではありません。望むアカウントがもどるまで、単に他のアカウントを再度追加する必要があるだけです。

1つのSecret Recovery Phraseのもとで作成された複数のアカウントをお持ちの場合、それらのアカウントは一定の環境下でのみ自動的に復元されます。MetaMaskは、昇順(例えばAccount 2、次にAccount 3など)に以前のアカウントを確認し、できる限り他のアカウントを(それらがインポートされたものでないと仮定して)追加しようと試みます。アカウントのETH残高がゼロでない場合、追加されます。しかし、MetaMaskがETH残高が0のアカウントに行き当たると処理は終了し、それ以降のアカウントは追加されません。この処理は、EthereumのメインネットでETHの残高を確認するだけで、他のトークンや他のネットワーク上のトークンは、自動的にアカウントに再追加されません。

自動的に追加されていないものについては、アカウントを「creating」(作成)することで再追加することができます。例えば、Account 4にトークンをいくらか持っているが、そのトークンがメインネット上のETHトークンではないためAccount 4が自動的に追加されない場合、必要なことは、Accout 4まで(下記の手順を使用して)手動でアカウントを追加するだけです。以前適用した名前にかかわらず、復元前のAccount 4が、復元後のAccount 4に対応します。

元の作成順で他のアカウントを復元する方法については下記の手順に従ってください。

Extension Mobile
  1. MetaMaskドロップダウンメニューの右上にあるファビコンをクリックします。
  2. 「Create Account」(アカウントを作成)をクリックし、MetaMaskアカウントを作成順に復元します。

    mceclip2.png

  3. アカウントに以前名前を付けていた場合は、「Create」(作成)をクリックする前に、次の手順で再度名前を付けます。

    mceclip1.png

探しているアドレスがまだ表示されない場合は、おそらく別のシークレットリカバリーフレーズで作成されたものか、秘密鍵がJSONを使用して再インポートする必要のあるインポートされたアカウントだったのでしょう。アカウントをインポートする方法についてのこの記事をご覧ください。

 

Seed Phraseを決して共有してはならないことの重要性を、よりわかりやすく伝えるため、私たちは、「Secret Recovery Phrase」という名前に変更しました。詳細についてはこちらをご覧ください。

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